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ハレとケ

毎年繰りかえされる暮れからお正月行事の数々
父や母に言われたとおり わけもわからずただまねっこしてました
今年は少し そんな自分の暮らしの足元をみつめたいと思いました
日本のしきたり この土地ならではの行事 郷土食 我が家のやり方
次の世代に伝えなくてはならないことに少し目を向けたいと思います

昔から日本人は普段どおりの日常生活を送る日を 『ケ』の日と呼びました
これに対して正月や節句 お盆などの年中行事などを行う日を『ハレ』の日とし
生活に変化とケジメをつけていたのです
『ハレ』のときは日常からぬけだして 特別な一日をすごします
ハレの日用の着物(晴れ着)を着たり 神聖な食べ物であるお赤飯や餅を食べたり
お酒を飲んで祝ったりして 特別な日をすごします
よく お赤飯に味噌汁とかなんかかけたりして食べると
結婚式に雨降るよといわれましたが
ただたんにお行儀が悪いからと思ってましたが
神聖な食べ物であるがゆえの言い伝えだったのです
そういえば コンビ二のおにぎりでさえ ふりかかってるのはごま塩だけですね
それだけ 日本人にとって 特別な食べ物なわけです
形を変えて伝えていくもの 形を変えないで伝えていくもの
お赤飯は『ハレ』の日の食べ物 
我が家のお赤飯は 小豆の煮汁で色をつけ蒸かし ごま塩をかけていただきます

明日はTAKUの『ハレ』の日 成人式です
なんだか晴れ着は 黒のシャツ着てまるでホストのような今時ファッションのようですが
『ハレ』の日の朝食は お赤飯に鯛のお頭つきにします
さて 準備しよう
by a-jun0109 | 2009-01-11 19:12

杜の都から季節の風を


by a-jun0109